子供2人ワンオペ育児の難関!お風呂を乗り切るコツとお役立ちグッズ
ワンオペ育児に悩みはつきもの。
1人目でも大変な育児に、年子や2歳差で2人目が産まれると「自分の腕がもう一つ欲しい!」と誰もが思うのではないでしょうか。
私もそんな壁に打ち当たった一人。中でも「子供2人のお風呂」は最大の難関でした。
ワンオペで2歳差の子供2人をお風呂に入れることに、日々頭を悩ませ、試行錯誤を繰り返し「ここは戦場か?!」と思うほど大変でした。お風呂が終わった後の安堵といったら(笑)
何が大変かといえば、常に2人同時に見張っていなければならないこと。子供たちの安全を確保しながらも、やるべきこと着々とこなす。体力、気力、神経、自分の持つ力を最大限に発揮しなければなりません。
特に、自分の髪や顔を洗う時はかなり神経を使う一大事でした。目を閉じる瞬間は恐怖!としか思えず、ものすごい勢いで洗っていたことを思い出します。今思えば、この難関をよく乗り越えたなと当時の自分を褒めてあげたいほどです(笑)
今回は、そんな私がやっていた、ワンオペで子供2人をお風呂に入れる方法やコツ、工夫したことを実際使ったおすすめのアイテムと共に紹介したいと思います。
これから赤ちゃんを迎える準備をしている方はもちろん、今まさにワンオペお風呂で困っている!という方にぜひ読んでいただき、少しでもお役に立てればと思います。
赤ちゃんとの生活がHAPPYなものになりますように。
1. まるで戦場!ワンオペで子供2人のお風呂を乗り切ろう!
子育ては、日々いろいろなことが起こります。
2人同時のお風呂が大変な理由は、1人目ではママ1人でなんとかできたお世話が、子供が2人になったことで負担が2倍、3倍と増えるからです。
なにより、下の子が産まれると上の子は、赤ちゃん返りをするので今まで以上に甘えん坊、イヤイヤ期に突入すれば地雷を踏んだら手に負えない、好奇心の塊で何でもかんでもチャレンジしてしまうなど、成長とともに発生する問題が出てきます。
2歳児の予想がつかない行動を、0歳児の赤ちゃんを抱えて阻止しなければいけないことが本当に大変!
おかげで「子供のお風呂」は泣く、叫ぶ、怒るが果てしなく続き、夕方のお風呂時間が終わる頃には、記憶が飛ぶくらいの疲労感に襲われます。
しかし、この大変な時期は子どもたちが小さい時だけです。
子どもが自分でお風呂に入れるようになると、驚くほどお風呂時間が楽になります。そしてこの壮絶だった時間も、今思い出せば笑い話。とてもいい思い出です。
子育てで大変な時期は、いずれ終わる時がやってきます。
今は大変でも、ちょっと手を抜いて気持ちをラクに楽しい時間が過ごせると良いですね!
2. ママ1人で子供2人をお風呂に入れる基本的な流れ
第2章では、ママ1人で子供2人を同時にお風呂に入れる基本的な流れをご紹介します。
我が家で一番スムーズに進めることができた流れです。ご家庭によりやりやすい方法は異なると思いますが、参考にしてみてくださいね。
2-1. お風呂前の準備はしっかりと
◎リビングや脱衣所に着替えスペースを作る
(タオル・肌着・洋服・おむつなど、お風呂上りに必要なものをセットする)
◎赤ちゃんの待機場所を準備
(我が家はハイローチェアでしたがバウンサーやクーハンなどでも!)
◎室温調整
(寒い時期は特に注意!温めておかないとママが凍えます)
◎タオルはお風呂を出てすぐのところに多めに用意
◎寒い時期は子供たちはギリギリまで肌着の状態
◎ママは服を脱いでタオルを巻く
2-2. 身体を洗う順番は「上の子→大人→下の子」で
◎子どもたちの肌着脱がせ全員でお風呂場へ
↓
◎下の子はバスチェアに乗せて待機
(首据わり前:寝かせる、首すわり後:座らせる)
↓
◎上の子の身体を洗ったら、上の子だけ先に湯舟へ入れる
(溺れないようにお湯は浅くはる)
↓
◎自分を洗ってから、下の子を洗う。
2-3. 湯舟で3~5分温まりタイム
↓
◎入浴はのぼせないように長湯はしない
↓
◎3~5分温まったら下の子と一緒に出る
↓
◎上の子はもうしばらく湯舟で待機
2-4. 脱衣所で体を拭く
↓
◎上の子をあがらせてバスローブを着せる
↓
◎大人は身体にタオル巻く
(バスローブがあればベスト!)
2-5. 保湿をして服を着せる
↓
◎おむつをして服を着せる
↓
◎自分はここでやっと服を着る
3. こんな時どうする?!我が家の突破方法はコレ!
0歳児と2歳児とのお風呂は思うようにいかないことも多々あります。何かが起こるたびに対策を講じて先に困らないよう私なりの突破法を作ってきました。
実際あった出来事と突破できた方法をいくつかご紹介しますので、参考になったら嬉しいです。
3-1. ママ1人の時は、首が据わるまで沐浴
赤ちゃんの1ヵ月検診が無事終われば、大人と一緒の湯舟に入ることができると言われています。
しかし、生後1ヵ月頃の赤ちゃんは、まだ身体がぐにゃぐにゃでとても柔らかいです。ただでさえ扱いが難しい時期ということもあり、我が家では首が据わる2~3ヵ月頃まで私1人の時は沐浴で過ごしました。
下の子の身体が大きくなってくると「狭そうでちょっと可哀想・・・」と思ったりもしましたが、
・バスチェアが生後2ヵ月からしか使えなかった
・首の据わらない下の子と、やんちゃ盛りの上の子を2人同時に私1人で湯舟に入れることが怖い
という理由から、初めからこの時期は私1人で子ども2人を同時にお風呂に入れることを諦めました。育児には諦めも肝心。ママの無理のないスタイルをとっていきましょう!
3-2. 飽きさせない・風邪をひかないようにする
3人で一緒にお風呂に入るようになると、身体を洗う順番は最後になる下の子。
待ち時間がどうしても長くなると、泣いてしまったり、寒くて風邪を引く原因にもなってしまうため悩みました。そしてたどり着いた答えが、待っている間下の子を「飽きさせない」「風邪をひかないようにする」の2点に気を付けることです。
バスチェアについていたガラガラを鳴らして気を紛らわせてみたり、お風呂で遊べるスポンジのおもちゃを握らせてみたり、寒そうだなと思ったときは都度シャワーをかけてあげたりしていました。
時々、上の子に下の子の相手してもらいましたが、歳が近いこともあり、ちょっと強引におもちゃ渡したり、手荒な感じでお湯をかけてくれていたりしました。それも下の子の試練かなと思い優しい心で見守りました(笑)
3-3. ママが髪を洗う時は「目を閉じない、体は秒で洗う」
自分の髪や顔を洗うとき、目を閉じる瞬間は恐怖!と初めに述べましたが、これは下の子が1歳ころになるまで、この恐怖との戦いが続きました。
「髪は後で洗う」という選択肢もありましたが、多くは「目は開けたまま子どもの様子をずっと見ながら髪を洗う」ことにました。「目を開けたまま」の技は、慣れると案外できるようになります。自分の身体は、とにかく素早く秒で洗います。
何事もなく自分の身体を洗えたら「勝ち」、何かが起きたら「負け」とゲーム感覚でやっていたところがあります。
気付かないうちに湯舟に石鹸を入れられたときは「負けた」と発狂しました(笑)
3-4. ママが洗っている時の対処法【上の子編】
湯舟で待機している上の子が心配、だけどどうしても目を閉じなきゃ無理!となった時は
・子どもと一緒に歌を歌う
・簡単なクイズを出す(何色?ワンワンはどれ?など)
会話がうまくいかない時期は、歌がとても効果的。
歌っている声が聞こえていれば、溺れている心配もイタズラをしている可能性も少なかったと感じます。
3-5. ママが洗っている時の対処法【下の子編】
下の子の場合は、月齢によって方法を変えました。
★ 6ヵ月未満
バスチェアに乗っている間は、しっかり守ることができたので、私が身体を洗っている間の危険はありませんでした。ただし、私の近くにいるので、洗っている時、何度も泡やお湯がかかって泣かせてしまうこともありました。これはしょうがないと割り切りました。
★ 6ヵ月以上
寝返りをうてるようになると、じっとバスチェアに座ってくれることがなくなり、バスチェアは卒業です。
そのため、洗い場で私にずっとくっついてもらうようにしました。良く動く下の子を、荒業ではありますが私の両足で挟み込み、がっしり固定しました。
私が洗っている間、ビシャビシャに濡れましたが、バスチェア時代に泡とお湯がかかっても泣かされ続けた経験があるからか、この頃は多少濡れたからと言って泣くことはありませんでした。
3-6. ゲームを取り入れ駄々こね対策
子どもの成長とともに、自我が芽生え「お風呂に入りたくない」「服を着たくない」と駄々をこねるようになります。そんな時は、「服を先に脱いだ方が勝ちゲーム」や「早く服を着れたら勝ちゲーム」と、子どもが楽しそう!と思えるようなゲームを取り入れました。
ただし、成功ばかりではありません。途中で大泣きされ、全身で拒否!・・・そんなときもありました。
あまりにもひどく、お風呂に入れたら逆に危ないと思ったときは諦めることもありました。
お風呂に一日二日入らなくても大丈夫!という気持ちがお風呂時間を気楽に過ごすことができました。
3-7. お風呂上りは子供用バスローブが大活躍
お風呂上り、子どもの身体を普通のタオルで拭くのはちょっと面倒。子どもは動いて、逃げたりします。
そんな時、活躍してくれるのが「子供用のバスローブ」
パッと着せて、拭く手間が省け、子どもが着たまま走ってもはだけにくく、1人のお世話に手間取っても、もう1人を裸で待たせてしまうなんて心配がありませんでした。
3-8. 子どもは時間差でお風呂からあげる
2人の子どもを「せーの」で同時にお風呂からあげるのは難しいと私は思います。
上の子が「お風呂あがりたくない病」によくなっていた我が家は、下の子をあげてから、上の子をあげるようにしていました。
1)下の子を先にお風呂からあげて、すぐにバスローブかける。
↓
2)下の子は、そのまま脱衣所で一旦待機。
↓
3)私がタオルを巻いたら、下の子の保湿をして、おむつをつけて、服を着せる。
↓
4)下の子のお世話が終わったら、安全な場所に下の子を寝かせて、上の子をお風呂からあげる。
下の子のお世話をしている間は、ずっと湯舟に入っている上の子を監視です。上の子に、何かあればすぐ駆けつけられるくらいの距離を保つように心がけました。
3-9. お風呂からあがる合言葉を作る
お風呂好きの子どもにとって、お風呂場は楽しいところ。
お風呂に入れるまでは大変でも、いざ入ると「あがりたくない」「まだ遊んでいたい」と言われます。
とはいっても、長風呂にいつまでも付き合うことはできません。
我が家の場合、とある絵本の中のフレーズを使って【終わりの時間】を決めました。
「1、2、3、・・・おまけのおまけのきしゃぽっぽ~・・・あがりましょ♪」という好きな絵本のフレーズで馴染みも早く、割とすんなり上がってくれるようになりました。今では、上の子が下の子に歌ってあげるくらい定着しています。
4. ワンオペお風呂に役立つ便利なアイテム
私1人で子どもを2人同時にお風呂に入れるときは、便利アイテムが必須でした。
中でも「これがなければ任務遂行できない!」というアイテムを4つご紹介します。
4-1. お風呂マット
安価な値段で購入できるお風呂マット。
上の子が産まれたときに約¥1,000で購入し、上の子が大きくなってからも、転倒や怪我防止で長期にわたり活躍しました。
バスチェアやベビーバスなど、赤ちゃんを待機させてあげられる場所がない場合は、最悪、お風呂マットがあればここにほんの少しだけ横に寝かせることができるので、個人的にお風呂時間の万能アイテムだと思います。
4-2. バスチェア
生後2カ月から使えたバスチェアは、2人目出産のときにお祝いでいただきました。
1人目の時にいらないと思っていたけれど、実際使ってみて便利なことに驚き、下の子が寝返りをうつ頃まで活躍しました。
\バスチェアの詳しい内容はこちらの記事でご紹介しているので、良かったら覗いてみてくださいね/
4-3. ハイローチェア(手動)
おさがりで頂いたハイローチェア。
お風呂前、お風呂後の下の子の、待機場所として使用しました。
寝返りができるようになると、おとなしく乗ってくれることがなかったので、短期間の使用とはなりましたが、この時期だけは、無くてはならない存在でした。
4-4. 子供用バスローブ
お風呂上り、子どもたちそれぞれにさっと着せるだけで、時短になりました。
やんちゃ盛りの上の子が、全裸で走り回るのを防ぐことができてとても良かったです♪友人からもらった2人分のポンチョ型バスローブは、子どもが5歳くらいになるまで使い倒しました。
私は持ってなかったのですが、ママ用のバスローブがあればさらによし!サッと羽織って足元を拭くだけ。バスタオル一枚でウロウロしなくて済みますよ(笑)
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?
ママ1人で子どもをお風呂に入れるようになると、とにかく自分のことは後回しなります。
私も気付けば、全裸で子どもたちに服を着せ、子どもには保湿クリームをしっかり塗るのに自分の保湿は忘れてカッサカサ・・・色々ありましたが、子どもたちが大きくなった今では笑い話になるほど良い思い出です。
子供とのお風呂時間は衛生面だけでなく、肌と肌がふれあい、親子の絆を深められるとても大切な時間です。子どもが小さいうちは大変なことがたくさんあります。あまり気を張らず、上手に手を抜きながら、自分に合った一番良い方法を見つけてくださいね。
この記事が、赤ちゃんとの生活がHAPPYなものになるお手伝いが出来ればと思います。
※記事内容は2021年8月現在の情報です。
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