コレ1台で長く使える!AB型タイプ多機能ベビーカーおすすめ12選

ベビーカー

コレ1台で長く使える「AB型」ベビーカー

一般的に、A型のファーストベビーカーを使って、お子様の成長に合わせB型ベビーカーに乗り換えるのがよくあるパターン。この2タイプの機能を兼ね備えたのが「AB型」ベビーカーです。買い替えなしでこの1台でずっと使えるなんて、夢のようなベビーカーですね。

よく耳にする「AB型」「AB型兼用」というキーワード。実は、2003年頃に流行ったの新型ベビーカーのことを指します。現在のSG基準では「AB型」は存在しません。

えっ!?でもAB型って見かけるけど、どういうこと?
と思いますよね。

そのころから誕生したAB型は「A型」に吸収されたため、分類されなくなっているのです。

しかし、当時のAB型ブームの名残りが強く、今でもあえて「AB型」と表記する販売店も数多くあるため、よく見かける、耳にするという現象が起こるのです。
その理由としては【多機能で長く使えるベビーカー=AB型】のイメージが強いからだと推測できます。

ここでは、まずはじめに「AB型」とはどんなタイプかを解説し、多機能で長く使えるAB型タイプのベビーカーを、ナイスべビーラボ独自の見解で厳選したおすすめ商品を紹介していきます。

筆者もAB型兼用タイプを長く使った一人です。筆者の体験談も後半で紹介させていただきますね。

最高の1台を見つけて、これから始まる赤ちゃんとのベビーカーライフを楽しんでくださいね!

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1. 「AB型」ベビーカーは日本独自の呼称

AB型は、2003年当時「高性能の新B型ベビーカー」として誕生しました。正式な区分や基準はなく、A型とB型を合体した万能ベビーカーとして『AB型』と呼ばれるようになり、一般的にも広く知られるようになりました。

『AB型』は、2004年のSG基準改定時に「A型」の区分に吸収されたため、正式には『AB型』という区分は存在しません。
国内メーカーのA型は、軽量化されてよりコンパクトなタイプを作り出していることもあり、今のA型の主流は、いわゆるAB型と呼ばれるタイプが大半を占める状況にもなっています。

ベビーカーAB

基本的に、A型・B型というのはSG基準で定められた日本独自の区分です。
海外製のベビーカーは、わかりやすいように「A型タイプ」「B型タイプ」という形に国内では分類されて紹介しています。販売店によっては「AB型タイプ」とも分類することがあります。

最近ではベビーカーを選びやすいように、型タイプで分類する他に「多機能両対面タイプ」「軽量・両対面タイプ」「3輪タイプ」「軽量背面タイプ」など、機能別でカテゴリ分けをしているメーカーも増えてきました。

生活環境や主な移動手段、家族構成が様々あるように、それに対応できるべビーカーの種類が沢山あることが分かります。赤ちゃん連れのお出かけが快適になるように、自分に合うベビーカーを選んで行きましょう。

[参考]一般財団法人製品安全協会:SG基準「ベビーカー」

2. 【AB型タイプ】おすすめのベビーカー12選!

「長く使えるベビーカーがほしい=AB型」
この定義を前提に、ナイスべビーラボ独自の見解でおすすめベビーカーを厳選してみました。

【AB型タイプ】PICK UP条件

  • 生後1ヵ月~36ヵ月まで使える
  • 振動吸収機能が付いている
  • しっかりリクライニングする
  • 背面式・フレーム剛性がある

上記の4条件をクリアするために、両対面式機能のベビーカーは除いています。ハンドル切り替え時にグラつきが生じ、赤ちゃんが重たくなってきた時に押しにくさを感じるためです。

ベビーカーの機能は商品によって多種多様で一長一短です。両対面が必須と感じる方は、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にして下さいね。

2-1. 軽量&コンパクト重視タイプおすすめ6選

A型は大きいというイメージを覆す商品ラインナップです!ここでは、重さ4~6kg未満の商品を厳選した6選を紹介していきます!

OK☆ こんなママパパにおすすめ ☆
・コンパクトに折りたためるのがいい
・電車やバス、車で移動する
・持ち運べる重さの軽量タイプ
・都心に住んでいる

★Age(エイジ)【コンビ】

Age

対象月齢1ヵ月~36ヵ月頃(体重15kg以下)
重量4.1kg(フル装備重量4.2kg)
サイズ[開]幅49.5×奥行71.5~79.5×高さ104cm
[閉]幅49.5×奥行35×高さ90cm
リクライニング120~165度
安全基準SG基準適合
価格38,500円
小回りの利く操作性の高さと軽さが魅力のベビーカー。対面式ではありませんが、生後1ヵ月から使い始めることができるベビーカーです。高機能なA型と比較すると、かなりシンプルなつくりになっていますが、お子様が大きく成長しても十分に活躍が期待できる長く使えるベビーカーです。

★エアドリフト【ジョイー】

エアドリフト

対象月齢1ヵ月~36ヵ月頃(体重15kg以下)
重量4.5kg
サイズ[開]幅46.5×奥行83×高さ98cm
[閉]幅46.5×奥行30×高さ96.5cm
リクライニング2段階調整
安全基準SG基準適合
価格29,800円
新機能を手元のボタンで真横にスライドできる方向転換自由自在。狭い道ですれ違う時もスッと真横に動けて、ストレスフリーな軽量ベビーカー。折りたたみも片手で簡単に操作自立でき、片手で赤ちゃんを抱っこしながらでも操作ます。ハーネスのバックルが磁石式になっていてスムーズにベルトができるのも嬉しいポイントです。

★クルリー【アップリカ】

クルリー

対象月齢1ヵ月~36ヵ月頃(体重15kg以下)
重量4.2kg
サイズ[開]幅45.7×奥行81.6~79.5×高さ102cm
[閉]幅45.7×奥行31.9×高さ96.3cm
リクライニング119~154度
安全基準SG基準適合
価格39,600円
ベビーカーが真横にスライドする画期的なベビーカーです。狭い道ですれ違う時やエレベーター内での移動、今までは出来なかった自由な動きができる新機能搭載です。さらに、ベルト装着が簡単にできるマグネット式のバックルで着脱もスムーズにできます。4.2kgと軽量タイプで持ち運ぶ時のストレスもなく、長く使えるベビーカーです。

★ナノスマート プラス【アップリカ】

ナノスマート プラス

対象月齢1ヵ月~36ヵ月頃(体重15kg以下)
重量5.6kg
サイズ[開]幅49.7×奥行81.7×高さ110cm
[閉]幅49.7×奥行30×高さ53cm
リクライニング112~156度
安全基準SG基準適合
価格38,500円
お出かけ先でスマートに折りたためてコンパクトに持ち運びできるベビーカーです。一般的なベビーカーの二分の一の大きさに折りたたむことができます。本体の重さはありますが、その分安定していて軽い力で操作できるのがメリットです。移動手段が電車メインでも車が主体でも、おすすめでき魅力が詰まったベビーカーです。

★メリオカーボン【サイベックス】

メリオカーボン

対象月齢1ヵ月~36ヵ月頃(体重15kg以下)
重量5.9kg
サイズ[展開時]約幅49×奥行82~91×高さ96.5~107cm
[折畳時]約幅49×奥行54×高さ69cm
リクライニング4段階
機能対面・背面どちらでも折り畳み可能。自立式三つ折りコンパクト収納。
価格71,500円
トレンドに敏感なパパママが注目するサイベックス。ベビーカーは、ストレートフレームにより本体を押したときにタイヤに力が直に伝わるため、走行性、操作性がよく、押し軽さを実現。さらに、両対面式で折り畳みも向きを問わず操作できる実用性は、使った人を魅了します。メリオカーボンは、ナイスベビーではトラベルシステムでレンタルを扱っています。

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★クイッド【イングリッシーナ】

クイッド

対象月齢1ヵ月~体重17kg以下
重量5.9kg
サイズ[開]幅46.5×奥行76×高さ103cm
[閉]幅46.5×奥行17.5×高さ58cm
リクライニング110~170度
安全基準EN基準適合
価格46,200円
収納時の薄さが17.5cmとA型ベビーカー最高クラス!片手でスマートに折りたたむことができるため、移動をスムーズにしてくれます。雨よけ風よけに便利な専用レインカバーが標準装備。大径のタイヤで段差の乗り越え時のストレスを軽減してくれます。

2-2. 走行性&コンパクト重視タイプおすすめ3選

低重心で安定感があり、でこぼこ道や段差があってもぐんぐんすすめるベビーカーを紹介します。ハンドルを押す力が軽く感じる走行性に優れたロングユーズな万能ベビーカー3選を紹介します。

OK☆ こんなママパパにおすすめ ☆
・折りたたみが簡単
・走行性を重視したい
・車に積めるコンパクトサイズがいい
・旅行先で使いたい

★ハグミー ゼット【ジョイー】

ハグミー ゼット

対象月齢1ヵ月~36ヵ月頃(体重17kg以下)
重量6.95kg
サイズ[開]幅48×奥行81×高さ103cm
[閉]幅48×奥行36.5×高さ73.5cm
リクライニング125~165度
安全基準EN基準適合
価格49,280円
フレームカラーを好みで選べるおしゃれなベビーカー。折りたたみ簡単でフロントガードを持ち手にしてサッ運べびOK!車に載せる時も、自宅玄関でもスマートに収納することができます。レインカバーが標準装備されているのは嬉しいポイントです。

★パーリウィザード【パーリ】

パーリウィザード

対象月齢1ヵ月~48ヵ月頃(体重22kg以下)
重量7.8kg
サイズ[開]幅51×奥行70×高さ103cm
[閉]幅51×奥行38×高さ80cm
リクライニング110~170度
安全基準EN基準適合
価格46,200円
まるでマジックのように、一瞬にして自動で折りたたみできる驚きのベビーカーです。エスカレーターやバスに乗る際、たたむ動作に時間がかからずに行動できるのは嬉しいポイント。砂利道や石畳などの路面がガタついている通りも舗装された道と同じようにぐんぐん進める様に設計されています。アクティブなファミリーにおすすめの一台です。

★ジェット3 Special Edition Eclipse【シルバークロス】

シルバークロス

対象月齢1ヵ月~体重25kg以下
重量6.6kg
サイズ[開]幅48×奥行84×高さ102cm
[閉]幅31×奥行24×高さ58cm
リクライニングマルチポジションリクライニング
安全基準EN基準適合
価格59,800円
シートの素材は立体的な素材を使用し、ロゴがあしらわれている部分は高級感のあるデザインになっています。前シリーズからバックルがマグネット式に変更され、装着がスムーズになりました。
新幹線や飛行機での移動の際、収納棚に収まる収納サイズで、遠出でも一緒に持ち運ぶことができます。近くの散歩や遠出の旅行でも大活躍するベビーカーです。
また、収納ケース、レインカバー、ハーネスパッドも付属しているのも嬉しいポイントです。

2-3. 三輪&安定性重視タイプおすすめ3選

小回りしやすい走行性に優れた三輪ベビーカーは、住環境によっては長く使えて便利です。お子さんが成長して重くなっても、片手で操作するのも楽に出来てストレスなくぐんぐん進めるおすすめの三輪ベビーカーを3選紹介します。

OK☆ こんなママパパにおすすめ ☆
・とにかく走行性重視したい
・徒歩での移動がメイン
・玄関収納スペースが広め

★エアバギーココプレミア フロムバース【AirBuggy】

ココプレミア フロムバース

対象月齢0ヵ月~体重20kg以下
重量10.3kg
サイズ[開]幅53.5×奥行96×高さ105.5cm
[閉]幅53.5×奥行40×高さ82cm
リクライニング115~155度
安全基準EN基準適合
価格82,500円
AirBuggyは、三輪ベビーカーを専門に開発しているメーカーだけあって走行性は抜群。日本の電車移動に対応すべく、一般的な改札を通れる幅なのは嬉しいポイントです。デザインも豊富で見た目もおしゃれ、三輪ベビーカーの中で人気のシリーズです。さらにトラベルシステムに対応出来たり、ペット用カートやショッピングカートに切り替えることもでき、愛用カートとして子育てが終わっても長く使えます。

★スムーヴAC プレミアム【アップリカ】

スムーヴ

対象月齢1ヵ月~36ヵ月(体重15kg以下)
重量9.4kg
サイズ[開]幅55×奥行86×高さ114cm
[閉]幅55×奥行42×高さ89cm
リクライニング115~154度
安全基準SG基準適合
価格72,050円
スムーヴは、国内大手メーカーアップリカの三輪ベビーカーで、三輪ベビーカーとしては数少ない日本のSG基準適合のA型ベビーカーです。メンテナンスフリータイヤを採用していることで、空気入れやパンクの心配がなく、長期間安心して使うことができます。

★シティトレック【グレコ】

シティトレック

対象月齢1ヵ月~36ヵ月(体重15kg以下)
重量8.8kg
サイズ[開]幅54.5×奥行90×高さ108.3cm
[閉]幅54.5×奥行34×高さ84cm
リクライニング113~155度
安全基準EN基準適合
価格40,700円
前輪がダブルタイヤになっていてより安定感した走行ができます。一番の特徴は、お買い物カゴがすっぽり入る座面下収納カゴです。折りたたみもワンタッチで簡単にできしっかり自立します。三輪タイプの中ではリーズナブルで実用性重視ならおすすめです。

3. 筆者体験談!ロングユースベビーカーはAB型タイプ

筆者の体験談ですが、ベビーカーを3台買い替えています。
1台目は、三輪バギー。2台目は、B型ベビーカー。3台目は、AB型兼用タイプでした。この中で一番長く使えて活躍したのが、AB型兼用タイプのベビーカーでした。

初代の三輪ストローラーは、どんなにでこぼこした道も芝生もぐんぐんすすめて走行性に優れたベビーカーでした。
でも、見た目の通り大きく重さ10kgあり、赤ちゃんを抱っこしてベビーカーをもち上げる時は、越えるたび腕がプルプルしていました(笑)最寄り駅にエレベーターが無かったことが影響して、生後8ヵ月のころ、とにかく軽いのがほしいと思い買い替え検討。

2代目は、軽いお手頃なB型ベビーカーを買いました。持ち運ぶ時のストレスはなくなりました。しかし、歩道と車道の境によくあるちょっとした段差の乗り越えがし辛く、収納スペースが小さく、ハンドルに荷物を掛けて(誤った使い方です。)転倒してしまうことがあり・・・4ヵ月程使って買い替えを検討。

ママ友からおすすめされた3代目のAB型兼用に変えたとたん、操作がしやすく、段差があっても乗り越えもラクに、たたんで持ち運ぶ際もショルダーストラップがあって持ち運びしやすく、子連れのお出かけが本当に楽しくなりました。
第二子が生まれて外にお出かけできるようになったころからは、上の子と手をつないで片手でベビーカーを押してもぐんぐん進めるので、本当にストレスフリー。下の子が、3歳の卒業のころまで三代目のベビーカーを長期間使いました!

ベビーカー買い替え年表

失敗ばかりのベビーカー選びではありましたが、多少のメリットデメリットを感じつつ、タイプの違うベビーカーを使ったことでとてもいい経験ができたと思います。いい写真が沢山見つかりました(笑)
ベビーカー1台で長く愛用したいとお思いのママパパへお伝え出来ることは、ベビーカーで良く通りそうな道やよく行く目的地を調べてバリアフリーに適した生活環境かを確認した上で、ベビーカーを選ぶことが大切だと思います。その後に、とにかく軽いAB型か、走行性重視のAB型か、三輪タイプがいいかを決めると選びやすくなると思います。

新幹線で寝ちゃうベビーカーなしで帰省、新幹線で寝ちゃうとこうなる(笑)

余談ですが・・・。
年に三回ほど実家に帰省していて、新幹線で1時間半の道のりがあるので、毎回ベビーカーはお守りとして持ちあるいていました。子どもが3歳位だと、遊び疲れた後の爆睡お昼寝タイムがあり、そんな時、ベビーカーが活躍していました。でも、もうちゃんと歩けるし、大丈夫だろうと思い、ベビーカー卒業した初回の新幹線の車内、自由席満席の帰路。デッキで二人が寝てしまい、途中下車するはずが、終着駅まで乗る羽目に・・・(笑)その使う人の環境によって、ベビーカーは予想以上に長く使えるものだな、と感じたいい思い出です。

4. まとめ

いかがでしたか?

使う人の環境や移動手段、家族構成、頻度によっても選ぶべきベビーカーが違うので、自分に合うベビーカーを見つけるのは本当に至難の技だと思います。
ここでは、赤ちゃんから3歳頃まで長く使いたいというママパパに向けて記事を作成しました。買い替えずに愛用できるべビーカーを見つけて頂けると嬉しいです。
あっという間に大きく成長する赤ちゃんとお出かけを楽しんでくださいね!

※記事内容は2021年6月現在の情報です。

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