ウイルス感染や菌から赤ちゃんを守る!マスクさせずに家族ができる事

ウイルス感染や菌から赤ちゃんを守る!マスクさせずに家族ができる事

「外出したいけど、菌やウイルスが心配…」

感染症の流行している時期、不特定多数の人が大勢集まる場所では、どうしてもウイルスや菌をもらってしまう可能性があります。そんな中でも、赤ちゃんと一緒に外出をしなければならない時も多々ありますよね。どうやって赤ちゃんを守ったらいいか、ママはお悩みだと思います。

  • 赤ちゃんにマスクはさせるべき?
  • 嫌がる子にはどうしたらいいの?
  • 赤ちゃん用のマスクってあるの?
  • マスクをしないでウイルスから守る方法って?

赤ちゃんにマスクをさせることについては、それぞれのご家庭やママパパによってもかなり意見が分かれるようです。感染を予防するために用いられているマスクですが、口と鼻を覆うものなので呼吸の妨げになり、赤ちゃんが使用する場合、思わぬ事故につながる可能性も考えられます。
リスクを考えマスク以外の方法でウイルスや菌から赤ちゃんを守れたらいいですよね!

ここでは、マスクを使用せずに行うウイルス対策について考えていきたいと思います。ご家庭でできること、日常の心構え次第で回避できることもたくさんあります。まずはできることをしっかりと。ご自身でできる感染予防を心がけて行きましょう。

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1. 赤ちゃんのマスクは危険!事故の可能性も!

まだ自分で意思表示ができない乳児期の赤ちゃんにとって、顔半分の鼻と口を覆うマスクは、安全なものとは言えません。授乳期の赤ちゃんにマスクをつけた場合、ミルクの吐き戻しによる窒息や呼吸困難などの事故や命の危険が考えられます。赤ちゃんを守るためと思っても、かえって危険です。乳児期の赤ちゃんにマスクをさせないでください。

赤ちゃんイメージ

2歳未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険!

  • 乳児の呼吸器の空気の通り道は狭いので、マスクは呼吸をしにくくさせ呼吸や心臓への負担になる
  • マスクそのものやおう吐物による窒息のリスクが高まる
  • マスクによって熱がこもり熱中症のリスクが高まる
  • 顔色や口唇色、表情の変化など、体調異変への気づきが遅れるなど乳児に対する影響が心配。

引用:公益社団法人 日本小児科医会(2020/5/25時点)

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2. 自分で付けはずしできるようになる2~3歳からマスクOK

マスク3才

自分でマスクを扱えるようになるのは2~3歳頃からでしょう。「好き嫌い」など、自我が芽生えてくるころは「イヤイヤ期」なんて呼び方をすることもありますよね。マスクをできるかどうかは、お子様の性格やその時の状態によっても異なります。
病院や電車などマスクをしてほしい場所では、家族みんなでマスクをして、「一緒だね」「可愛いマスクしようね」と声かけをしてあげると、喜んでマスクをつけてくれることもあるようです。自分でマスクを付けたりはずしたり練習しておくことも良いかと思います。マスクをさせる時は、必ず大人が見守ってあげましょう。

マスク

インフルエンザなどの感染症流行の時期に、予防接種をしなければならない時や健診などの外出予定もあると思います。ベビー用品メーカーから販売されている2歳以降から使えるマスクは、素材やドーム型の形状にして赤ちゃんの小さい顔にフィットする工夫がされています。

ただし、お子様が使用方法を誤ったり、吐き戻しを詰まらせるなどの危険はありますので、必ず大人がお子様から目を離さないよう注意が必要です。

 


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3. 感染症から赤ちゃんを守るために絶対にしてほしいこと

赤ちゃんを守る

飛沫感染 感染者のくしゃみ・せきなどの飛沫に含まれるウイルスを、近くにいる人の鼻や口から吸い込んで感染
接触感染 感染者が触れたドアノブや手すりなどに触れることで手にウイルスが付着し、鼻や口を触って感染

赤ちゃんの感染経路のほとんどは、同居する家族からの感染です。上記のような基本的な感染により、家庭内に持ち込まれてしまいます。
赤ちゃんが口や鼻、目を触ること、おもちゃを舐めることなどによって、病原体が体内に入ってしまうことが多いと言われています。赤ちゃんと一緒に生活している場合は、とくに気を付けて過ごすようにしていくことが大切です。赤ちゃんを守る上で、ママパパが絶対にしてほしいことを詳しく解説していきます。

3-1. ママやパパがしっかりマスクをしましょう

ママやパパがしっかりマスクをして、風邪のウイルスを家に持ち帰らないことがとても大切です。
赤ちゃんは、産まれてから6カ月までは「病気にかかりにくい」といわれています。それはママの母乳から免疫物質を受け取っているからです。免疫が切れるころから風邪を引いてしまうことがありますので、より感染予防意識を高めて生活していくことが大事になっていきます。
もし、風邪を引いてしまった場合、赤ちゃんにうつさないために家の中でもしっかりマスクをして、赤ちゃんを守ってあげましょう。

マスクママパパ

3-2. 手洗いを徹底的に行いましょう

まずは、ママやパパが手洗いを行いましょう。感染予防には正しい手洗いが大切です。
不特定多数の人が触れる場所に触った後は、特に意識して行いましょう。ハンドソープと水、または、アルコール手指消毒剤を用いて頻繁に手洗いをすること。赤ちゃんと一緒に手洗いをするのが難しい場合は、ウェットティッシュやタオルハンカチでよく拭ってあげてください。赤ちゃんは、肌が弱いので、アルコールで肌が荒れてしまう場合もあるそうです。

手洗いの手順

正しい手洗いとは、指先、爪の間、手首の上まで、ハンドソープを泡立てて、20秒間、こすり合わせ洗浄するようにします。手を拭くのは、個人持ちのハンカチや布タオル、ペーパータオルが望ましいとされています。

3-3. 新生児や乳児をつれて混雑する場所へ外出は控えましょう

風邪やインフルエンザが流行っている季節には、できるだけ混雑した場所に行くことを避けましょう。赤ちゃんに必要なアイテムは、宅配やネット通販などを利用するようにしましょう。
健診や予防接種など、どうしても用事がある場合、なるべくおんぶではなく前で抱っこで赤ちゃんの様子が見れるようにしください。特に、電車やバスに乗った場合などは、おんぶしてしまうと赤ちゃんの近くにどんな人がいるのか確認しづらくなります。

赤ちゃん抱っこ

3-4. 日常生活でできる感染予防対策

その他にも、日常生活でできる予防対策がたくさんありますので、ここにいくつか紹介していきます。特に、なんでも口にしてしまう赤ちゃんが家の中でも安全に過ごせるように、手にするものは清潔を保つことをこころがけることが大切です。

身の回りの消毒やこまめな換気をすること

消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウムで身の回りにあるドアノブや取っ手などの家族で共有するものを拭いておきましょう。密閉された室内などはウイルスが長時間浮遊していることもあるので、空気清浄機を使用したり、こまめな換気しましょう。
特に、外出時にベビーカーを使用した場合、ママが持つ押し手の部分や赤ちゃんの触るフロントガード、幌など、帰宅後すぐに除菌スプレーなどを用いて拭いておくなどの対策もおすすめです。

室内を適度な湿度に保つこと

部屋の空気が乾燥していると、のどからウイルスに感染しやすくなってしまいます。加湿器をつけたり濡れたバスタオルを干しておくなど、湿度を50~60%に保つと効果的です。

規則正しい生活を心がけ、体調を整えること

身体の抵抗力が低下していると、ウイルスに感染しやすくなります。睡眠時間や栄養のある食事をとるよう心がけましょう。子育て中は特に疲れているなと感じたときは、無理をしないで早めに休養するようにしましょう。

4. マスクのできない赤ちゃんを守る方法

赤ちゃんのマスク使用については賛否あると思います。マスクのできない赤ちゃんを菌やウイルスから守るために、マスク以外のアイテムを活用してみてはどうでしょうか。完全に感染を防げるものではありませんが、少しでもリスクを下げる一つの方法として参考にしていただければ幸いです。

赤ちゃんにマスクはしない

4-1. ベビーカーのカバーは雨以外でもシールドとして活用

外出時にベビーカーを使うなら、レインカバーで外からの飛沫や菌やほこりなどの侵入を防ぐことができます。ウイルスなどは特に衣類に付着し、自宅に持ち込んでしまうこともあります。インフルエンザなどの感染症が流行っている時期であれば、予防策の一つとして、ベビーカーに常備しておくというのもおすすめです。
ただし、気温の高い日は熱中症になるリスクが高くなるため、使用するのはさけましょう。

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4-2. 帽子が好きなら、赤ちゃん用帽子シールド

SNSでも話題になっている赤ちゃん用の帽子に透明なカバーが付けられるフェイスシールドです。
マスクの代わりに、外からの飛沫や花粉やほこりなどから、赤ちゃんをガードするフィルムを付けられるタイプの帽子です。メンテナンスもアルコール消毒液などでふき取って再利用が可能です。

赤ちゃん用帽子シールド
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4-3. 季節にあわせたケープを掛けてガード

素材によって、暖かい時期や寒い時期に合わせたケープで赤ちゃんを守ることができます。フードとクリップが付いたものなら、サッと赤ちゃんを抱っこしてすぐ使えるためおすすめです。

春~夏用ケープ

気温の高い時期にも赤ちゃんの外出時があるときの便利なケープ。日よけだけでなく、抗菌・抗ウイルス加工された「TioTio」の生地を使ったケープが特におすすめです。抱っこ紐やベビーカーにクリップでとめても使用できて、授乳する際にも使えます。たためばコンパクトになるのでママバックにいつも持ち歩けて、汚れたらネットに入れて洗濯機で洗えて便利です。

夏用ケープ

秋~冬用ケープ

寒さ対策の必需品とも言える抱っこ紐にもベビーカーにも使えるマルチダウンケープです。中性洗剤で手洗いでき清潔を保つことができます。表面には撥水加工がされていて、雨の日の外出には便利です。撥水効果が弱まった際には、撥水スプレーをすれば、花粉やホコリを付きにくくすることができます。

冬用ケープ

4-4. 抱っこ紐にフードカバーでガード

赤ちゃんが抱っこで眠りを誘う時や日よけなどに使うフードが内蔵してある抱っこ紐なら、移動で電車やバスが混み合っているときにも赤ちゃんを守ることもできます。ただし、赤ちゃんは体温が高いため、気温の高い日にフードをつけっぱなしにしないよう、赤ちゃんの様子を確認しながら使用してください。

抱っこひも

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暑い時期には『遮熱メッシュカバー』がおすすめ!

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暑い季節に重宝するメッシュタイプのカバーです。風を通すので熱のこもりを防ぐことができ、強い日差しから赤ちゃんを守ることができます。コンビの遮熱メッシュカバーは、日本企業が開発した「masa加工」で遮熱加工されていて、ベビーカー内の温度が、外気温より低く保つことができるため、快適に過ごすこともできるアイテムです。飛沫やホコリを完全に防ぐことは難しいですが、突然赤ちゃんが触られてしまうことからは防ぐことができそうです。暑い夏の対策をかねて準備しておくのも一つの方法ではないでしょうか。

5. ナイスベビーならネットと電話でベビー用品の相談ができます

小さい赤ちゃんとの外出には苦労もあります。なかなかお店に行って商品選びをすることが難しい場合には、インターネットで通販を利用したり、メーカーサイトを見比べたりして検討することもおすすめです。
はじめてのお子さんの時なら、なおさら、どんなものを揃えたらいいか分からず、誰かに相談に乗ってもらいたいものです。

ナイスベビーでは、ベビー用品の購入やレンタルの相談をお電話でも受け付けています。ナイスベビーで扱っているベビー用品について、使い方や洗い方など、分からないことがあれば専門スタッフがお答えします。心配なことがあればぜひお電話くださいね。

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6. さいごに

風邪やウイルスから赤ちゃんを守るのはマスクだけではありません。赤ちゃんにマスクをするのが否定的なママ・パパ、赤ちゃんがマスクをしてくれない場合には、その他のさまざまな風邪予防対策を試してみましょう。

小さな赤ちゃんとの生活では、常に掃除や除菌に気を付けているママがほとんどだと思います。ウイルスが流行している最中は、気にし過ぎて疲れてしまったり、不安になってしまったりすると思います。心配事があれば、家族や友人、赤ちゃんの健康診断や予防接種の受診の時にお医者さんに相談してみるなど、一人で抱え込まないようにしましょう。

参考文献
首相官邸 感染症対策特集~様々な感染症から身を守りましょう~
政府広報オンライン インフルエンザの感染を防ぐポイント 「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」
厚生労働省 新型コロナウイルス対策
日本医師会 新型コロナウイルス感染症の正しい理解のために
日本小児科学会 新型コロナウイルス感染症に関するQ&A

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