突っ張り式ベビーゲートおすすめ5選!購入前に確認すべき3つのこと
ベビーゲート(ベビーフェンス)は、赤ちゃんを危険から守る必須アイテムです。
赤ちゃんのハイハイが始まるころ、キッチンや階段、水回りなどの危険な場所へ移動してしまうのを心配して、購入を検討されるママパパが多いのではないでしょうか。
ベビーゲートには、主に3タイプの固定方法があります。
・突っ張り棒のしくみで壁や柱に設置する「突っ張りタイプ」
・壁や柱にネジでしっかり固定する「ネジ固定タイプ」
・ステップ台に赤ちゃんが乗ることで固定される「置くだけタイプ」
この中で、広く知られているのが「突っ張りタイプ」の固定方法。
突っ張りタイプのベビーゲートは、家の造りによって、壁の中が丈夫でなかったり、柱に段差があったりして、設置できない事があり、設置条件をクリアする必要があります。
そこで今回は、突っ張り式ベビーゲートの選び方について徹底解説!
購入前に確認すべきポイントやおすすめベビーゲートの厳選、また、実際に組み立てたレポートや体験談なども交え紹介していきます。
買ってから取付ができず「使えなかった!」となることのないよう、失敗しないベビーゲート選びのためにも最後まで是非読んでくださいね。
この記事が、ベビーゲート選びの参考になれば嬉しいです。必要な場所に正しく設置できる商品を選んで、赤ちゃんの安全を第一に、快適な環境づくりをしていきましょう!
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1. 突っ張りタイプのベビーゲート購入前に必ず確認してほしい3つのこと
ベビーゲートの購入前に、必ず確認してほしいことがいくつかあります。
通常は、取り付けたい場所が決まって、サイズを確認して購入!商品を開封してから取扱説明書をよく読んで設置するというのが流れだと思います。
しかし!突っ張りタイプのベビーゲートは、壁に穴を開けずどこにでも簡単に設置できるアイテムだと思われがちですが、安易に購入してしまうと後悔することに!設置する場所の採寸だけでなく、壁の構造なども事前に調べておく必要があります。
ここでは、正しく設置するために確認すべき3つのポイントについて詳しく解説していきますので、ご自宅の設置場所の状況を是非ご確認ください。
1-1. 階段上はネジ止めでしっかり固定!階段上専用を選ぶこと
【階段上専用ベビーゲートの主な強化ポイント】
・開閉式のドアが階段下側に開かないのもの
・硬い壁や柱とゲート本体をネジで固定するもの
・赤ちゃんが自分で開けられないダブルロックのもの
など、各メーカーの安全試験をクリアしたものとなっています。
※階段上に設置を検討している方は、注意して選ぶようにしてください。
1-2. 壁面に取り付けたい場合、頑丈かどうかを確認すること
例えば、壁掛けテレビやカーテンレールの打ち込みの場合、壁の中に縦か横に渡してある桟を見つけてから設置しないと、重さに耐えられず壁が崩れる可能性もあります。
壁面に隠れた桟の確認は、市販の桟探知機を使うと簡単に探すこともできますが、壁をノックをして音の違いで空洞かどうかが簡易的に判別できることもあります。しっかり取付のできる壁かどうかを家族と一緒に確認するようにしてください。
1-3. 手すりや幅木がある場合は、突っ張り位置が合うか確認すること
設置したい場所が決まったらしっかり採寸しましょう。階段下での設置の場合、手すりがある位置によっては、取り付けできない場合もあります。突っ張りの位置に障害物がないかなど確認してください。
また、幅木(はばき)にも注意しましょう。はばきは、壁と床の接する部分に張る横板のこと。掃除機などで壁を傷つけるのを防ぐための建築部材です。はばきの高さをしっかりと測り、ゲートが設置できるか確認が必要です。
突っ張りの位置については、各メーカーによっても違いがありますので、必ず詳細を確認して下さい。メーカーによっては、様々な幅に対応できるように拡張フレームが同梱されていたり別売りのパーツがあります。事前にしっかり採寸してから商品選びを行ってくださいね。
1-4. ベビーゲート設置場所の検討から取付までの手順
上記で説明した通り、ベビーゲートを取り付けたい場所が決まったら、壁や柱の構造をチェック!その後、採寸し購入商品を選びます。失敗しないために、設置する場所にしっかり合うかどうかを入念に確認しましょう。
固定する接地面に傷が残る場合がある
『突っ張り式=傷が付かない』と思っていても、壁紙の素材によっては傷が残ることもあります。凹凸のある柔らかい壁紙だと、突っ張り部分に圧がかかるためつぶされたような跡が残ってしまう可能性も。こちらは、実際、突っ張りタイプのベビーゲートをはずした後の壁紙の剥がれた跡です・・・傷が付かないとは言い切れない。
※傷の付かないものをお探しの場合、置くだけで設置OKのベビーゲートがあります。
2. おすすめの突っ張りタイプベビーゲートのタイプ別5選!
ここでは、ベビーゲートの国内シェア第一位のベビー用品メーカー「日本育児」から、こだわりのベビーゲートをピックアップ!突っ張りタイプの中でも、人気の高い商品を設置幅タイプ別に紹介していきます。是非参考にしていただければと思います。
2-1. 設置幅67~拡張パネルで187cmまで対応!開閉式ベビーゲートの定番
スマートゲイト2【日本育児】
スマートゲイト2は、日本育児の大ヒットシリーズです。突っ張りタイプの固定方法で耐久性に優れたプラスチック素材で出来ています。扉付きのため出入りが多い場所、特にキッチンや玄関の設置を検討している方へおすすめのタイプです。別売りの拡張パネルが豊富にある為、最大187cm間口の広い場所への設置も対応しています。
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2-2. 設置幅65~展開サイズ185cmまで対応!またぐ式の高コスパ
ふわふわおせんぼキッズセーフ【日本育児】
一押しポイントはなんといっても、お手頃な価格!家の中、数箇所にゲートを設置したいというご家庭にとっては魅力ですね。
ネットの部分は透けて見えるので、赤ちゃんの様子が確認できます。またぐタイプは、仕事部屋やお風呂場など、頻繁に出入りしない場所への設置におすすめです。身長の低いママでもまたげる高さになっていますが、赤ちゃんを抱っこしたままやお鍋などをもってまたぐのは、つまずく可能性があり危険です。ドアタイプに比べるとストレスに感じることもあるようです。
2-3. 設置幅69~最大93cmまで対応!階段上なら片開き式&ネジ固定で安全
スマートゲイト2プラス(階段用)【日本育児】
階段用の突っ張り式は、より頑丈に取り付けるため必ずネジ止めが必要です。また、階上の30cm以上スペースを空け距離をとってゲートを取り付ける必要があります。ご自宅のスペースの確保ができるか確認して下さい。
階段上以外の設置なら、ネジ止めしなくてもOKです。片開き式なので設置の向きに注意してくださいね。
2-4. 設置幅60~最大68cmまで対応!コンパクトな狭い間口専用
スマートゲイトスリム【日本育児】
狭い間口に対応した「スマートゲイトスリム」は、設置幅は最小60cmとなっています。安全性はそのままに住宅事情に対応した商品です。今まであきらめていたママパパに嬉しいサイズ展開となっています。
2-5. 設置幅73~最大90cmまで対応!シンプル&デザインが好評
ベビーズゲイトホワイト【日本育児】
シンプルなデザインが目を引くインテリアに合わせやすいおしゃれなベビーゲートです。しっかりとした壁や柱に取り付けボルトで突っ張るタイプなので、ネジ止めはできない商品。扉付きでありながら、お手頃な価格が魅力です。
便利!手すりをよけてゲートが設置できる!
スマートゲイト2専用「手すりよけ拡張フレーム」は、階段や廊下の手すりが邪魔で取り付けられなかった場所にも、ベビーゲートを設置できる優れものです。床から77cm以上、壁からの出っ張りが11cm以内の手すりに対応しています。拡張フレームを購入する前に、サイズが適応しているかしっかりサイズを測りましょう。
3. 突っ張り式ベビーゲートを組み立てて検証してみた!
組み立て検証
▲ 梱包箱は(92×65×7cm)と大きめ!
▲ 設置場所の壁や柱によって接地面の取付ができるよう細かい部品が付属されていました。取扱説明書は、見やすく書かれていますが、注意点が多い印象・・・
▲ 開封した時、本体フレームの開き具合が不良品とのお問い合わせが多いのですが、あえて開いています。取り付けの際、固定ボルトをさして調節しながら締めることで、この隙間は閉じていき正しく取り付けることができます。
▲ 取付幅のサイズを測って、拡張フレームを何本取り付けるか確認。
▲ 今回の間口は、82cmだったので、拡張フレームを1本取り付けます。
▲ロックスイッチは必ず、赤ちゃんのいない側に設置します。
▲今回の設置場所をドアフレームにしたので、取付ボルトのみで固定しました。
▲ステップカバーを取り付けて完成!
▲ 操作性の確認!ロックスイッチ、ロックカバー、開閉レバーを解錠して開けることができます。
扉を閉める場合も同じ工程をしてロックすれば、赤ちゃんが簡単には開けられないので安心ですね。
設置所要時間
『5分』
突っ張りの取付ボルトだけで固定する場合は、5分程度で完成しました。ドライバーを使ってネジ止めをする場合は、さらに20分程度時間がかかります。
検証した感想
「スマートゲイト2プラス」を設置してまず感じたのは、設置時間は思ったよりかからず、短時間で出来たということです。正しく設置するため、面倒でも取扱説明書をしっかり読んでから取り掛かることで、失敗がなく早く設置できると思います。
突っ張り式のベビーゲートは、壁に傷を付けたくないと思っていても、突っ張るときにかなりの圧がかかるため、跡が残る可能性が高いと思います。設置の際、「取付位置は頑丈な壁なのか?」「ネジ止め跡が残っても後悔しないか?」など、事前に家族と確認しておくといいと思いました。
「スマートゲイトⅡプラス」は、階段上でも設置が可能なベビーゲートなので、安全性に優れた商品であると思います。階段の下に扉が開かないようにドアストッパーが付いているのも安心ポイント。改良を重ねた、より安全面に考慮した良品であると思いました。
スマートゲイトの取り付け時の注意点
ロックスイッチがある面を、必ず赤ちゃんの反対側にくるように取り付けてください。
取扱説明書では、取り付け手順のはじめに注意書きがあります。確実にロックされていないと、脱出出来てしまうと事故の原因になりますので、取り付ける時は注意しましょう。
4. ベビーゲートの安全点検と日々の心がけの大切さ
ベビーゲートの使用するころの赤ちゃんは、目まぐるしく成長する時期です。できることが日に日に増え、行動の範囲も広くなるにつれて、家庭内での思わぬ事故も増えていきます。日常生活の中で、危険な場所やものを把握しておくことがポイントになってきます。ママパパにできる日々の心がけや注意すべきことについて解説したいと思います。
4-1. 事故予防のため、ベビーゲートの安全点検をしましょう
ベビーゲートはあくまで安全のための補助グッズです。設置したからと言って安心しきることのないようにしてください。赤ちゃんに起こりうる事故の事例報告もありますので、設置した後も取り付け部分に緩みがないかこまめにチェックし、日々の安全点検を怠らないことが大切です。
【転落事例】ベビーゲートが外れ階段から転落 出典:国民生活センター |
4-2. 普段から危険な場所やものを教え、安全な生活習慣を身につけましょう
赤ちゃんが自分でゲートを開けられるようになるころまでには、安全な生活習慣を身につけられるようにしましょう。
赤ちゃんが活発に動く年齢になれば、触ると熱いものや冷たいもの、痛いものなども経験し、生活の中で、危険な場所やものについて徐々に理解し始めるようになってきます。小さいころから「危ない」場所やものについて繰り返し短い言葉で伝え続けていくことが大切です。
赤ちゃん一人で、出入りが危険な場所についてあらためて確認しておきましょう。
★ キッチン ★
火や刃物、割れものがたくさんあり最も危険な場所です。つかまり立ちできるようになるとガスのスイッチを勝手につけてしまう危険も!火や電気、熱い飲み物や食べ物など、やけどを負う危険性があるものには、近づけないようにしましょう。
★ 玄関 ★
段差がある玄関は転落の危険が予測できます。玄関のドアが開いていると赤ちゃんがそのまま外に出てしまったりドアに指などを挟んでしまう可能性もあり危険な場所と言えます。
★ 浴室 ★
水遊びが好きな赤ちゃんも多いと思います。たった5cmの溜まった水であっても、溺れの原因になることもあります。子どもが小さいうちは浴槽に残り湯をためないようにしましょう。
★ 階段 ★
階段は、転落の危険がとても多い場所。赤ちゃんは段差があれば、降りることが出来なくてもどんどん登っていきます。階段がある場合は、上がっていかないように注意しましょう。
★ ベランダ ★
小さい赤ちゃんは、ベランダの柵から身を乗り出したり、柵を隙間を通り抜けたりすれば、転落の危険もあります。窓際にソファーや踏み台になるものを置かないようにしましょう。
5. 筆者体験談!日本育児『スマートゲイト』をたっぷり使った感想
第一子がハイハイを始めた頃、後追いがひどいこともあり、ベビーゲートの必要性を強く感じました。家の中でも特に危険性の高いキッチンに設置したかったので、出入りが楽にできて安全性も高いもので検討。そこで購入したのは日本育児の突っ張りタイプドア付きの「スマートゲイト」でした。
子供だけでは出入りできないので、いつの間にキッチンに入り込むこともなく、ゲートを設置する前と後では安心感が大きく変わりました。最終的に子供が自分でロックを外せるようになる2歳半頃までたっぷり使うこととなりました。
【 総合評価 】
★★★★★ 星5つ!
【 感想 】
・2歳半までは、自分で開けることはなかったので安心だった。
・プラスチック製でしっかりとした造りなので、子供の力では外れる心配もなく安心だった。
・開け閉めが簡単にでき、開けっ放しにもできるので、使い勝手がよかった。
・取り付けた柱が硬い柱だったからか、傷が残らなかったので良かった。
・1万円位で購入したが、お値段以上の満足感があった。
・ゲートの足場に付属の「ステップカバー」を付けていたが、カバーの下にホコリやゴミがたまりやすく、途中からはずして使用していた。3cmほど段差があったが、慣れれば問題なかった。
【 ベビーゲートを検討中の方へ 】
取り付ける壁や柱が頑丈なつくりなら、このベビーゲートはおすすめです。正しく取付ができていれば、赤ちゃんがしがみついてガタガタ揺すってもびくともしない、しっかりとしたベビーゲートです。私が購入した頃はナチュラルカラーだけでしたが、白っぽい「ミルキー」カラーも出ているので、お部屋の雰囲気に合わせられるのもいいですね!
6. まとめ
赤ちゃんの興味は成長とともに広範囲になっていきます。危険とわからずに触ったり、突き進んでしまうこともあり、ママの予想を越えてくる可能性もあります。
事故を未然に防ぐために、べビーゲート設置して安全な環境をつくることはとても重要なことです。しかし、あくまでもベビーゲートは補助グッズですので、大人の方の目の届く範囲で使用するようにしてくださいね。
安心安全な生活を送れるように、この記事がベビーゲート選びの参考になれば幸いです。
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