ベビーベッドを折りたたみたい！それにはいくつかの理由があると思います。第二子、第三子の出産までコンパクトにしまっておきたい、里帰り先と自宅で同じベッドを使いたい、部屋間を移動して使いたい、広げたり片付けたりの頻度が高い、など、その目的はいろいろですね。
まずは折りたたみベビーベッドにはどんな種類のベッドがあるのか、その特長をご紹介します。アイテムの紹介と合わせて、実際に折りたたんでみた検証の様子、その結果からみる折りたたみベビーベッドの利便性についてなど、徹底的に解説していきます。
ご家庭にぴったりの折りたたみベビーベッド選びの参考に、また、これを読んでいただければ、折りたたみにするか、通常のベッドにするかの悩みにもきっとお役立ていただけることと思います。是非参考にしてください。
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目次
1. 折りたたみベビーベッド タイプ別でみる２種のベッド
折りたたみベビーベッドのタイプは大きく分けて２タイプ。手軽でコンパクトな持ち運びもできる簡易タイプのベビーベッド。もう１つは本格的な木製タイプのベビーベッドでありながら、簡単に折りたためるタイプ。まずはこの２タイプの特長について解説していきます。
1-1. 手軽でコンパクト 簡易タイプのベビーベッド
簡易タイプのベビーベッドは、広げたり折りたたんだり、とにかくセッティングがラク！専用のバッグもついて持ち運びも簡単にできるのが特長です。これまではベビーベッドとしもプレイヤードとしても使えるものが主流でしたが、近年ではリビングや寝室を簡単に移動できる超小型の簡易ベビーベッドも多数ありとても人気です。添い寝ベッドとして、ゆりかごとしても使えるなど、多機能で個性的なアイテムが揃っています。
◎こんな方にオススメ！◎
- 自宅と実家、両方で使いたい！
- 寝室が狭くて大きなベッドは置けない
- リビングと寝室を移動させたい
- リビングでのお昼寝用で使いたい
- 短期間だけどベビーベッドを使いたい
1-2. 設置も収納も簡単 本格的木製タイプのベビーベッド
折りたたみベビーベッドのイメージは、どちらかというと簡易式ベッドで考える方が多いかもしれません。木製のベビーベッドでも簡単に折りたためるタイプがあり、且つ、かなりのハイスペック。本格的木製ベビーベッドと変わるところなく、高さ調整ができ、収納棚もキャスターもついてる優れものなのです。赤ちゃんに安心な睡眠環境もしっかり確保しながら、いざという時はさっさと簡単に収納。簡易式ベッドと比べるとコンパクト感には欠けますが、ベッドとしての機能や安心感はを重視する方にはおすすめします。
◎こんな方にオススメ！◎
- 第二子、第三子を予定していて、利用頻度も高くなりそう
- ベビーベッドはしっかりしたものを使いたいけど、設置や片付けがラクにできるベッドがほしい
- ママ一人でも扱える木製ベビーベッドがほしい
2. タイプ別折りたたみベビーベッド おすすめ５選
デザインも機能もそれぞれ異なる個性的なベッドから、スタンダードな木製折りたたみベッドまで、ナイスベビーラボがおすすめする折りたたみベビーベッド厳選5選を紹介します。販売は終了してしまっているけど、レンタルなら利用できるアイテムをあるので、一時的な利用であれば選択肢に入れてみてもいいですね。
2-1. 簡易式折りたたみベビーベッド おすすめ３選
▶ ベッドサイドベッド Soine(ソイネ)
多機能な万能ベッド ソイネは、リビングに置いても場所をとらないコンパクトさが魅力。キャスターも付いているので、室内の移動もカンタン。ドーム型のかやを閉じれば、蚊やほこり、エアコンの風などから赤ちゃんをしっかり守ります。6段階で高さ調整が可能、ママのベッドの高さに合わせて夜は添い寝ベッドに。付属のセーフティベルトで大人用ベッドにしっかり固定できるので安心ですね。マットとドームを外し、足をたためば女性1人でも簡単に折りたたむことができます。専用の収納バッグに入れれば持ち運びも簡単です。
ソイネは販売を終了していますが、レンタルにてご利用いただくことができます。
▶ ベッドサイドクリブ CoZee(コジー)
大人用ベッドと2本のセーフティベルトでしっかり固定でき、高さは6段階で調整が可能。狭いスペースでも添い寝ベッドとして活躍します。添い寝時の開閉シートを閉じれば単体のベッドとしても使えるので、昼間はリビングでも大活躍。扉部分はメッシュ仕様で赤ちゃんの様子がわかり安心です。頭部分に傾斜をつければ、吐き戻しや鼻づまりを和らげてあげることもできます。折りたたみは、ベッド部分をつぶして足をたたむだけの簡単設計。あっという間に折りたためます。専用収納バッグ付きなので帰省や旅行時の持ち運びにもピッタリです。
コジーは販売を終了しておりますが、レンタルにてご利用いただくことができます。
▶ ココネル エアープラス
コンパクト折りたたみ構造で収納や持ち運びにとっても便利なココネル。大きくなったらプレイヤードとしても使えます。手軽さだけじゃなく、ベッドとしても高性能で、前枠が上下に動くので赤ちゃんのお世話がとってもラク！さらに付属のマットの表面にはなめらかな肌ざわりの生地を採用、取り外して洗濯機で丸洗いも出来るので、清潔を保てます。ベッド底面中央の開閉ロックを引っ張り上げるだけ、一瞬で簡単に折りたたむことができます。収納バッグに入れてクローゼットの省スペースにも収納できます。
カラーは2色、ブラウンとベージュから選べます。
Aprica(アップリカ) コンパクトにたためるベビーベッド ココネルエアープラスAB (Coconel Air Plus AB) グ...
2-2. 木製タイプ折りたたみベビーベッド おすすめ２選
▶ パタン 折りたたみミニベビーベッド
木製タイプの折りたたみベビーベッドでおすすめなのが大和屋の「パタン」。底板や収納棚を出し入れする必要はありますが、板を乗せるフックも付属しているので設置は簡単です。おすすめポイントは底板が通気性バツグンのすのこを使用しているところ。また、高さも3段階調整が可能なハイスペックベビーベッドです。
▶ ワンタッチハイベッド パル
木製タイプの折りたたみベビーベッドでもうひとつおすすめなのが、石崎家具の「パル」。底板のフックを引っ張ると簡単に板があがり、そのままパタパタとあっという間に折りたためます。 広げる時も底板を降ろして、ネジで固定するだけ。木製の折りたたみベッドの中でも折りたたみのしやすさでは抜群です。お世話のしやすいスライド扉付きのハイタイプで、ベッド下の収納棚は4輪キャスターがついて前後左右どこからでも引き出せたりと、こちらもハイスペックなベビーベッドです。
お昼寝や寝かしつけなど簡易的に使うなら、プレイヤードが便利！
▶ トラベルクリブライト
持ち運ぶためのベビーベッド「トラベルクリブライト」。専用のバッグに収納してどこでも簡単に持ち運ぶことができます。重さはたったの5kgなのでママ一人でもラクに折りたためて、お部屋間の移動も可能。旅行先や実家の帰省時に、レンタルで利用するのがオススメです。
▶ ブリーズ 4moms
ワンタッチで広がってワンステップで収納できる、かつてないほど簡単なプレーヤード「breeze」。どうしても場所をとりがちな、おむつ交換台やベビーベッド、プレイマット、それをこの1台に集約!乳幼児バシネットとプレーヤードで2通りに使え、新生児から幼児まで長い期間お使い頂けます。
3. 本当に簡単なのか？！実際にベビーベッドを折りたたんでみた！
折りたたみべビーベッドは本当に簡単に折りたためるのか？！実際にベビーベッド3種類を折りたたんでみました。簡易式ベビーベッド、木製タイプの両方を実践してみましたが、どちらも女性一人でも簡単に折りたたむことができました。
ベッドサイドベッド Soine(ソイネ)
折りたたみに要する時間は3～5分程度。写真3番目の底フレームの取りはずしに若干力が必要ですが、女性一人でも対応できる硬さです。取り扱い説明書を見ながらの解体でも5分もあれば十分に折りたためる手軽さです。
ベッドサイドクリブ CoZee(コジー)
こちらはソイネより更に簡単に折りたたむことができました。折りたたみに要する時間は2～3分程度。足を外側からくるっと中に折りたたむだけの簡単設計なので、気軽に広げたりたたんだりすることができます。
木製折りたたみベビーベッド
こちらのベビーベッドはナイスベビーで取り扱っている「折りたたみミニベッド」。木製の折りたたみベッドとしては一般的なタイプで、折りたたみに要した時間は3～5分程度。おすすめで紹介した「パル」「パタン」に比べると折りたたみの工程が少し多くなります。女性一人でも組み立て、解体どちらも簡単にできますが、やはり簡易式に比べるとビスを外したり、底板を持ち上げたりと労力はかなりアップします。ただ、通常の木製ベビーベッドに比べてれば、収納工程は俄然楽なので、折りたたむことを前提にした場合には、とても便利なアイテムです。
４. 検証結果からみる折りたたみベビーベッドの利便性
おすすめの折りたたみベビーベッドの紹介、実際に折りたたんでみた検証結果を踏まえて、この章では、実際に折りたたみベビーベッドはどうなの？という利便性について考えていきたいと思います。
4-1. ベビーベッドを折りたたみたい、その理由をもう一度よく考えて！
ベビーベッドの折りたたみは種類によって多少の難易度は異なるものの、どれも気軽に折りたためることが検証結果からわかりました。
では、何故ベビーベッドを折りたたみたいのか…。その理由をもう一度しっかり考えてみましょう。自宅と実家の行き来が多い、旅行に持っていきたい、別の部屋でも使いたい、収納をコンパクトにしたい、など、理由はそれぞれですが、シチュエーションにより同じベッドでも利便性が異なってきます。自分にぴったりのベッドを選ぶためにも、まずは、ベッドを折りたたむシーンをシュミレーションして、改めて折りたたみの必要性について考えてみてください。
4-2. 実際にベビーベッドは折りたたむのか？についての体験談
折りたたみベビーベッドは多機能でとっても便利です。ところが、実際に使い始めてから思うこと、それは、「一度使い始めたベビーベッドは、そう簡単には折りたたまない」ということです。
赤ちゃんを寝かせるために、お布団をセットし、棚にグッズを収納した状態のベッドを、また全て片付けて折りたたむ。そして、また広げてセットする。これは相当に勇気のいる行動です。事実、筆者の私は、リビングで簡易式ベッドを利用していました。ベッドとしての利用が少なくなっても、収納としての便利さに手放すことができず、折りたたんで収納するまでに、かなりの時間を要しました。
特に収納スペースが確保されているベビーベッドであれば、なおさら、私と同じ事態になる場合がほとんどかと想像します。通常のベビーベッドを使用しても収納スペースとしての利用価値が高すぎて、ベッドが片付けられない…という声が多いのも事実です。
折りたたみベッド導入の検討理由として、もし、頻繁に折りたたむシーンを想定されているようであれば、現実的ではないということを、頭の片隅に入れていただきたいと思います。
4-3. 折りたたみベビーベッドが活躍する３つのシーン
ここまでの内容をふまえ、折りたたみベビーベッドはどんなシチュエーションで活躍するのかをまとめてみましょう。
１）里帰り出産から自宅へ移動したい
簡易式ベッドであれば、ママ一人で折りたたみも設置も簡単にできるのでおすすめです。コンパクトに持ち運びもできるのでとても便利ですが、実際に持ってみるとそれなりに重さも大きさもあるので、車での移動をおすすめします。電車でも持ち運べますが、重たさは覚悟の上で。簡易式ベッドは赤ちゃんが成長するとサイズが足りなくなるため使えなくなりますが、新生児の頃の一時的な移動の際には間違いなく大活躍するベビーベッドです。
２）コンパクトに収納しておきたい
第2子、第3子出産までコンパクトに収納しておきたい、など、使わなくなった時の収納スペースを有効に使いたいという方。この場合、簡易式ベッドであればコンパクトに収納できますので、期待に添えるアイテムです。木製ベッドの場合は、折りたたむ際に手間がかからないという違いだけで、折りたたみも一般的なベビーベッドも収納サイズは変わりません。収納スペースを考えて、という方には簡易式ベッドがおすすめです。
３）とにかく手間なく簡単に設置＆収納をしたい
設置と収納にあれこれやるのは面倒、簡単に済ませたい！という方には、折りたたみベビーベッドは便利です。通常のベビーベッドは枠の組み立ても必要になりますが、折りたたみ式ならぐっと手間が省けます。収納場所に問題がないのであれば、簡易式ベッドよりも長く使える木製折りたたみベビーベッドをおすすめします。
５. まとめ
折りたたみベビーベッドの一番の利点は、簡単に設置と収納ができるところ。特に簡易式ベッドは持ち運びもできて里帰りなどにはとても便利です。旅行先にも車に積んで持っていくことだって叶います。収納もコンパクトで場所もとりませんが、使用できるのは新生児の一時的な期間だけなので、そのあとの赤ちゃんの就寝スペースも検討した上で利用してください。また、木製タイプは、頻繁な折りたたみや収納という点では不向きですが、設置や収納が楽でその点にはストレスがなく、ベッドとしての安全性や長期利用という利点があります。
まずは、ベビーベッドを「折りたたむ」というシーンや必要性をよく考え、ベッドそれぞれの特長をよくご確認くださいね。これを読んでいただいて、折りたたみベビーベッドを検討されているみなさんのお悩みに少しでもお役に立てたならとてもうれしく思います。
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